桃の節句の日に3回目になる家族会(遺族会)を開催しました

 

今回は8家族に参加していただきました

みなさんそれぞれの想いを胸に病院に来られたことでしょう

看護師さんたちはずっと前からプログラムや資料を準備し

前日には会場の設定と頑張っていました

 

開会のあいさつにつづき

それぞれから自己紹介、故人との思い出、入院中のことなどを話していただきました

 

年間の行事を中心としてスライド上映

1時間あまりの茶話会

職員もテーブルごとに分かれて参加します

そして詩の朗読

写真撮影

と続きました

 

 

ご家族からは

――1周忌をすませました

もう少しがんばります

見守ってください

――妻が患者さん(夫)を抱きしめて最期を迎えました

夫婦愛を見せてくれました

――孫の受験の日に息を引き取りました

孫は無事合格!

見守ってくれています

――(そのお孫さんから)

(故人は)強くて優しいひと

自分たちがこんどは受け継いでいかないといけないと思っています

――思い出すと悲しくなるので

できるだけ思い出したくないんです

でも病院までやってきました

――もうじき1周忌がきます

病院に来ると思い出すことがいっぱいです

――このような集まりを望んでいました

また呼んでください

 

などなど

スタッフも涙を流しながら聴いていました

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私はいつものようにさいごのあいさつをさせていただきました

 

・協同病院がなぜ緩和ケア病棟を開設したのか、そのいきさつ

・日本の医療でなぜ緩和ケア病棟が求められているのか

とお話をし

・「私たちは患者さん、ご家族から多くのことを学ばせていただいています。助けられることも多いです。ほんとに感謝です」

と締めくくりました

 

つぎは、半年後でしょうか

そのときまでにさらに成長していきたいと思っています

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