緩和ケア病棟開設にむけての取り組みの一環として、数か月ごとに開いている症例検討会も4回目を迎えました。
40人以上の職員が参加しました。
職種も多彩です。
今回は「長い闘病生活の末に病院で亡くなられた患者さん」の事例です。
医師、看護師、理学療法士、医療ソーシャルワーカーからの報告を受けたあと、参加者で討論しました。
感想文を読ませてもらいました。
みんな真剣に考えてくれていることに感動しました。
「患者さんの本当の思いは?」
「死を受け入れることとは?」
「家族はどんな思いを持っていたのだろう?」
「自分たちのかかわり方はこれでよかったのだろうか?」
「緩和ケアの目標は?」
「これ以上することがない、ではなく、きっとすることはあるはずだ」
………など
クエスチョンマークがいっぱいです。
でも参加者はこれからできる緩和ケア病棟へのイメージが深まってきたのではないでしょうか。
私はまだ研修中です。
来月からはさらに次の看護師さんが研修にでます。
わたしたちの力は多くの職員でつくるチームです。
医師、看護師、薬剤師、栄養士、リハセラピスト、MSW、歯科衛生士、臨床心理士、介護士、事務職員、ボランティア などなど
たくさんの現場を見て、たくさんのことを吸収し、期待に応えられるような病棟を作っていきたいと決意を新たにしています!
“uproad”