病院との往復、食料の買い出し以外には
自宅で過ごすことが多くなりました
今まで買いだめしていた本を
片っ端から読破しています
その中に次のコミックがありました
気なりながら手を付けずにいましたが
この機会にじっくりと目を通すことができました
こちらは作者の2冊目のコミックです
日頃近くにいて
でもなぜか「遠い存在」であった
看護師さんたちのお仕事を
理解する手助けになっています
緩和ケア病棟で働いて約5年
今まで以上に看護師さんたちとの距離は近くなったように
感じています
日常のコミュニケーション
患者さんやご家族のことをめぐってのカンファレンス
頻繁に意思統一を行ってきました
ときには叱られながらも
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いろんなお話が出てきます
“看護師は普段どんな仕事をしているのか”
のくだりは
看護師さんの日常を知る入門編として
ともに働くほかの職種の方々に
読んでいただきたい内容です
2冊目の本への
出版社からのコメントを引用します
『ある老人ホームで起きた入所者の食事中の医療事故。担当した看護師さんの責任が問われ、なんと有罪判決が出てしまう。この判決に対する思いをツイッターにあげたところ、大変な反響を呼んだ著者のぷろぺらさん。「大変な仕事」という一言でくくられがちな看護・介護の実態を、大いに笑いながら、でもちょっとまじめな問題提起も受けとめながら、お楽しみください。』
それが「特別描き下ろし」として載っています
一部だけ引用させていただきました(ご容赦ください)
引用:https://www.kango-roo.com/comic/6645/
「『こんな仕事』に
プライドをもっている人たちが
今もどこかで踏ん張っています」
「『全員が満足できる生活』
の『全員』の中に入れてもらう
ことができるようになるには」
「私に何ができるのか
あなたになにができるのか」
と作者は問いかけています
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新型コロナウイルス感染の現場で踏ん張っているスタッフ
その他の
様々な医療や介護の現場で働いているひとたち
みんなへのエールのように受け止めました
何度でも読み返したくなるような
1冊です