病院との往復、食料の買い出し以外には

自宅で過ごすことが多くなりました

 

今まで買いだめしていた本を

片っ端から読破しています

 

その中に次のコミックがありました

気なりながら手を付けずにいましたが

この機会にじっくりと目を通すことができました

287-01

 

こちらは作者の2冊目のコミックです

 

 

日頃近くにいて

でもなぜか「遠い存在」であった

看護師さんたちのお仕事を

理解する手助けになっています

 

 

緩和ケア病棟で働いて約5年

今まで以上に看護師さんたちとの距離は近くなったように

感じています

 

日常のコミュニケーション

患者さんやご家族のことをめぐってのカンファレンス

 

頻繁に意思統一を行ってきました

ときには叱られながらも

 

 

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いろんなお話が出てきます

 

“看護師は普段どんな仕事をしているのか”

のくだりは

看護師さんの日常を知る入門編として

ともに働くほかの職種の方々に

読んでいただきたい内容です

 

 

2冊目の本への

出版社からのコメントを引用します

 

『ある老人ホームで起きた入所者の食事中の医療事故。担当した看護師さんの責任が問われ、なんと有罪判決が出てしまう。この判決に対する思いをツイッターにあげたところ、大変な反響を呼んだ著者のぷろぺらさん。「大変な仕事」という一言でくくられがちな看護・介護の実態を、大いに笑いながら、でもちょっとまじめな問題提起も受けとめながら、お楽しみください。』

 

それが「特別描き下ろし」として載っています

 

一部だけ引用させていただきました(ご容赦ください)

287-02

 

引用:https://www.kango-roo.com/comic/6645/

 

「『こんな仕事』に

プライドをもっている人たちが

今もどこかで踏ん張っています」

 

「『全員が満足できる生活』

の『全員』の中に入れてもらう

ことができるようになるには」

 

「私に何ができるのか

あなたになにができるのか」

 

と作者は問いかけています

 

 

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新型コロナウイルス感染の現場で踏ん張っているスタッフ

その他の

様々な医療や介護の現場で働いているひとたち

 

みんなへのエールのように受け止めました

 

 

 

何度でも読み返したくなるような

1冊です

287-03

 

 

 

 

いまだに面会制限がつづいており

患者さんとご家族にご不便をおかけしています

 

私はIT機器には弱いのですが

師長さんから有力な手段を紹介してもらいました

286-01

“Zoom”です

多くの場面で活用されています

 

さっそく患者さんとご家族との間でお話をしていただきました

 

顔を見るなり

泣き出す患者さん

 

画面の向こう側では

ご家族がニコニコされています

 

しばらくお互いの状況を話しあわれていました

 

その姿を写真に撮らせていただき

双方にプレゼント

 

そのときの1枚です

個人情報となるので笑顔の写真の掲載は控えさせていただきました

286-02

それからも

何人かの患者さんに使ってもらっています

 

なかには長時間その場を離れがたかった方もいたそうな…

 

工夫をすればいろんな方法があるものですね