神戸協同病院の職員が、兵庫民医連の2年目研修に参加しました。
研修は、阪神大震災と民医連の災害支援活動について学ぶこと、民医連の理念や人との絆について考えること、入職して1年が経つ中で悩みを相談できる横のつながりをつくることを目的に行われました。その事後課題で「はるかのひまわり」を育て、取り組みのレポートと、育てたひまわりの種を提出することになりました。
「はるかのひまわり」は、阪神大震災で亡くなられたはるかちゃんの家で咲いたひまわりを配布し、その過程で由来を伝え、災害の悲惨さと共に命の尊さを再考する機会とする事で、「人の尊厳」と「人との関わりの大切さ」を知る感性豊かな地域社会を醸成する事を目的としています(「はるかのひまわり絆プロジェクト」紹介ページより抜粋)
園芸が得意な他職種の力をお借りしたり、時には患者様にも水やりをしていただいたりしながら育てた結果、現在はベランダに立派なひまわりが咲いています。通りすがる職員や、リハビリでベランダにこられた患者様からも好評です。とりくんだ職員も、育てる過程の中で「人と人とのかかわり」や「いのちの大切さ」を感じられたのではないかと思います。
——この文章は病院ニュースに載ったものに事務次長さんにお願いをして加筆していただきました