私たちと深い関係にある社会福祉法人駒どりのふたつめの特別養護老人ホーム「駒どりの郷」の竣工式がありました
私もあいさつをさせていただきました
以下にその全文を載せさせていただきます
社会福祉法人駒どりのふたつ目の特養である「駒どりの郷」の竣工、おめでとうございます。
「老後を住み慣れた地域で暮らしたい」との誰もが願う要求にもとづき、このたびいよいよ開設準備が整ってまいりました。
私はこれまで「駒どりの郷」の兄ともいうべき特養「ふたば」の配置医師として数年かかわらせていただきました。
そこでは「もうひとつの家、もうひとつの家族」の理念のもと、素晴らしい介護実践がおこなわれていました。
たくさんありますが、医師としての立場からひとつだけ言わせていただくとすれば、病気や老衰により終末期を迎えられた入居者さんの看取りを積極的にされていることです。
長年暮らされた場所で最後を迎える、そのための労を惜しまない職員の姿勢にいつも感動しております。
この「駒どりの郷」でも同じ姿勢でのぞまれることと思います。
大いに期待しております。
さて今医療、介護の領域では「地域包括ケア」に関しての議論、準備が盛んです。
私たちもその中にしっかりと位置付けられていると感じております。
私たちは「経済的な不安なく、必要な医療や介護が連携して、切れ目なく保証される、誰もが安心して暮らせるまち」の実現を目指しています。
「駒どりの郷」が今後その一員として力を発揮されることと思います。
そのためには自分たちだけの努力では不十分です。
地域の病院や開業医の先生方、介護の事業所、地域の民生委員さんや生活されている方々、そして行政ともひろく連携していくことが必須です。
そのことが地域の介護力アップにつながると信じています。
これからいよいよはじまる「駒どりの郷」での事業と活動が大いに発展されることを願い、私からのご挨拶とさせていただきます。
本日はまことにおめでとうございます。
当日の写真:
駒どりの郷 全体像です
レセプションの様子
10部屋ずつの9つのユニット(うちひとつはショートステイ)
すべてに素敵なトイレが完備されていました
とても気になった(気に入った)のは“バーラウンジ”があることです
飲み物をたしなみながら、窓の外の庭園が眺められます