準備のときから数えて4回目、緩和ケア病棟が開設されてからは初めての多職種が参加しての症例検討会を開催しました
参加者は50名でした
ここに書ききれないくらいのたくさんの職種の方々に参加していただき、関心の高さがうかがえました
テーマは「トータルペイン」
患者さんは40歳代の女性
約1か月で旅立たれた方でした
(11月24日のブログで紹介した女性です)
主治医、担当看護師、薬剤師、栄養士それぞれからのかかわりの報告につづき、
7つのグループに分かれてディスカッションです
そのあと3分ほどでグループからの報告を受けて、最後は副総師長のまとめ
あっという間に約束の2時間が過ぎました
痛みとの戦い、当初からの希望であったコンサートへの参加に向けての苦労、前の病院での対応から「医療への不信感」を持たれていたご家族……
様々な観点からの議論となりました
「緩和ケア病棟での実践がよくわかりました」
「患者さんの価値観って?、生き方をどう支えるの?」
「チームでかかわることの大切さを再確認しました」
「この患者さんのQOLの向上ってなんだろう」
「看護師さんってすごい!」
「これからもこのようなカンファレンスを続けたい」
「まず身体的な苦痛を緩和することが大切だね」
「寄り添うことの意味が少しわかった気がします」
「癌がわかったときから緩和ケアははじまるのですね」
「久々にいいカンファレンスができました!」
などなど
現在参加者からの感想文を読ませていただいているところです
みなさんありがとうございました