医師二人体制となったおかげで念願の日本緩和医療学会学術大会(京都)に参加することができました

これまで自分が所属していた学会とは異なり、初めての分野の雰囲気に呑まれてしまったようです

参加者は8000人(!)と聞きました

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会場は京都の「北北東」の方向だそうです

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ロビーの案内図   広い会場が参加者でごった返していました

希望のセッションの席をとるのに一生懸命になりました

昼の“ランチョンセミナー”はあっという間に申し込みが終了(!)

2日目にはなんとか入り込めました

 

内容に関してはここで解説するまでもないと思います

どのシンポジウムも講演も発表も刺激的でした

 

当日は頭の中がいっぱいで帰りの電車はずっと寝ていましたが、数日後にはリアルに思い出します

 

とくにあるMSWさんの報告は圧巻でした

認知症のある終末期の癌患者さんを地域で支えた報告でした

参加者も座長もしばらく声を出せません

まわりの多くの人が目頭を押さえていました

 

とても感動的でしたので、後日発表された方に連絡を取らせていただきました

 

私たちはやっと1年が過ぎましたが、これから他の人たちに感動を伝えられるような実践や経験を重ねていきたいものです

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6月の土曜日の午後

緩和ケア病棟1年間のまとめの話し合いを関係者で行いました

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それぞれの部門から「到達と課題」というテーマで報告をしてもらいました

医師、看護師、薬剤師、地域医療部、入院医療事務、事務長、管理栄養士、リハビリセラピスト、臨床心理士

の立場でのまとめをしっかりとしてもらいました

その後約30分ほどの質疑応答でもいろんな意見がありました

後半は私から「神戸協同病院緩和ケア病棟の役割」と題して問題提起を行い、3つのグループにわかれての論議を行いました

参加者は約20人

多くの観点からの話し合いができ、たくさんの刺激を受けました

これからまとめをしていく予定ですが、次の1年に向かって有意義な時間を過ごせたと思います

☆参考までに1年間の病歴からの抜粋を載せておきます

<1年間の退院患者さんの性別、年齢別区分>

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<主病名>

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<在院日数>

平均在院日数:37日

期間ごとの区分

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そのほかにも貴重なデータが紹介されました

梅雨の合間のぐうぜんにも晴れた日

癒しを求めて何人かと出かけました

そのときの写真です

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ねこ・・・

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いぬ・・・

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かんがるー・・・

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彼(彼女)らと同じ目線になるように撮りました

誰にも癒しは必要ですね

 

さあ! 明日からまたがんばろうっと!!

神戸まつりの前日

病院のすぐ横の商店街で「ほんマニアほんまちズム」という催しが開催されました

――各商店の持ち前の技術を活かし、街ゼミを開催―― とありました

様々なお店が工夫をこらして参加しています

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私たちの法人・病院も健康チェックのお店をだしました

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ここだけ大きく載せます

もう一つの商店街では「民謡総踊り」があるそうです

下町特有の取り組みが、みんなを元気づけてくれます

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http://honmachisuji.com/ より

 

 

休みを利用して東京へ行きました

近郊の街での私用を済ませてから東京駅に

昼の顔と夜の顔の違いに感激です

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以上、昼の顔でした

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夜の顔になんとなく懐かしさを感じました

なぜでしょう?

ホテルのチェックインをすませたときに思い出しました

ずっと昔、テレビゲームに出てきた『○○の館』にそっくり!

そんな失礼なことを想像するのも旅の楽しさのひとつでしょうか

駅のような建物でさえ変化するのだから、まして人のこころなんて…

という感傷に浸ってしまうのはアルコールのためだと思っておきます

――翌日のこと

夜の間に降り続いた雨も上がり、時間があったので気になっていた場所を訪ねてみました

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とてもでっかく見えました!

全体像がカメラにおさまりません

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中に入ろうと窓口に行くとなんと「4時間待ちです」とのこと

隣にある水族館も並んでました

雨上がりの日差しの強さと前日飲みすぎた疲れから断念しました

外からの見学とお土産を買って終了です

 

こんなお店もありました

でも順番待ちの人でいっぱいです

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またあらためて来てみよう…

帰りはついでに車窓からの定番の風景を…

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東京は若い頃、研修のために1年間暮らした街です

そのときには「情報が早く手に入る」「たくさんの有名人に会える」「いろんな人たちと話ができる」と大好きな所でした

その後は訪れるたびに街は大きく変わってきました

今ではホットな情報もネットなどで手に入ります

今回は慌ただしさの中での旅になりました

病院のあるまちに帰ってきて、「やっぱり下町はいいなあ」

私にはこの静かな雰囲気が合っているのかもしれません