当院のせん妄対策チーム主催の学習会がありました

どこの病棟でもせん妄対策には力を入れていますが、実践的にはなかなか難しいことがたくさんあります

 

このたび、神鋼記念病院緩和治療科の山川宣先生に講師をお願いして学習会が開催されました

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みんなの関心の高さを反映して多数の参加がありました!

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先生からは多くのメッセージをいただきました

 

私は神戸で先日開催された緩和医療学会での講演をお聞きし、さらに今回あらためてお話を聞き、頭が一層整理されたように感じています

 

以下に参加者の感想を抜粋しました

 

☆多くの職員から「わかりやすかった」「明日から実践に生かせそうです」との声があがっています

 

☆「今までせん妄の患者さんへの対応にこちら側がこわく、関り方がわからなかったけれど、本当は患者さんの方がこわいのだと気づくことができた」

「まず何より全身状態の評価、精査が必要ですが、積極的にせん妄のコントロールをし、患者さんの苦痛をとりのぞくことが大切だと思いました」

と、メッセージを正確に受け止めてもらえたようです

 

☆ある医師からは「目からうろこでした」と感想が述べられ、研修医からは「深く学習できた」「学んだことを実践してみたいと思う」などの意見が寄せられています

 

☆せん妄への対応がもっとも多いと思われる緩和ケア病棟の看護師さんにとっても、カルチャーショックだったようです

「せん妄へのイメージが変わりました」「薬の使い方が理解できました」

 

☆薬局やリハセラピストたちからも様々な感想を聞いています

 

参加者にとってはとても感銘を与えられ、日常に役立てることのできる内容でありました

 

山川先生、ありがとうございました。

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先生には普段から患者さんのご紹介などでお世話になっており、この機会に私たちの職場をぜひ見ておいていただきたいと、講義に先立って緩和ケア病棟をご案内させていただきました

 

 

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