私たちの法人では2か月にいちど「三つの輪」という機関誌を発行しています

このたび3回シリーズで緩和ケア病棟の紹介をしていただけることになりました

その第1回目はボランティアさんの紹介です

3人の方の取り組みが掲載されていますので、ここに引用して紹介をしたいと思います

 

☆Kさん

『本格的な一眼レフで、最高の瞬間を写真に残してくださいます。患者様やご家族の方もとてもよろこんでくださり、お部屋に飾っています』

171-01

 

☆Yさん

『一緒に歌って、一緒に演奏して、元気になる。受け身ではなく、患者様自身が何かを発信することの大切さを感じながら、活動をしています』

171-02

 

☆Yさん

『華やかな衣装をまとい、心地よい音楽にのせて、フラダンスを披露してくださり、患者様やご家族の方も見入っておられました』

171-03

 

季節ごとの催しにもたくさんのボランティアさんたちが参加してくださっています

入院生活に日常を届けてくれる存在です

 

ところで耳にした話なのですが、

「三つの輪」の記事を読まれた方から電話があったそうです

その内容は

「ボランティアさんの1日の活動を読ませていただき、このような病院があることに驚きました。私も入院できますか?」

よくお話を聞くと、この方は入院の対象となるご病気ではないことがわかり、そのことを説明するととても残念がっていたということです

でも「知り合いの患者さんにも勧めます」と言われたそうです

 

このようにして私たちの取り組みが広がっていけばいいですね

 

 

(1)面談予約から入院予約、入院へ(2016/4/1~2017/3/31)

面談予約:279名

入院予約:175名

入院  : 96名

以下は病歴からのまとめ

(2)入院患者さんの年齢別、男女別グラフ

170-01

男性52名 女性45名 / 計97名

1年目と比較して女性が増加

(3)疾患別分類

170-02

消化器系、肝胆膵系、呼吸器系に集中

(4)在院日数

平均在院日数:49日(1年目は37日)

170-03

長期の入院が増加傾向

(5)紹介いただいている医療機関数は増加している

また自宅退院や他施設への転院が7%で、現在も一定数あり

 

以上、簡単な報告ですが今後の参考のためにブログにアップしておきます