私たちの病棟では以前ボランティアさんたちの力を借りてベランダでたくさんの花を植えていました
これは2016年6月のブログに載せた写真です
ひまわりにみんな元気づけられたものです
コロナ禍でこのような取り組みがまったくできなくなり
ベランダは寂しい状態でした
病棟でリハビリを担当している理学療法士さんが患者さんたちの声を聞きました
「お花を見ながら四季を感じたいなあ」
「ただただ自然に触れたいです」
「植物をきっかけにいろんな話がしたいよ」
などなど
理学療法士さんは思いました
――お花などをきっかけにしてQOLの向上がはかれるんじゃないのかしら
そこで
お花を中心にしたリクレーションを考えてくれました
例えば
一輪挿しの容器づくりはどうだろうか
押し花もいいなあ
病棟のカンファレンスに提案され
さっそく庭の散歩と園芸作業を再開しましょうということになったのです
さっそくお花を植えました
これからたくさんの花が咲き
みんなの笑顔がいっぱいになることを期待しています
あらためてこの取り組みの目的を確認しました
――風や光、色彩や香りを感じることができる心和む風景を提供したい
当面はリハビリスタッフが中心となりますが
今後は中断していたボランティアさんの再開も検討されており
前のような華やかさを実現させていきたいと思っています