認知症「神戸モデル」診断助成制度が始まりました
これは65歳以上の人を対象に、「診断助成制度」と「事故救済制度」を組み合わせたもので、全国初の取組みと言われています
当院でも院長を先頭に積極的に検診に取り組んでいます
そのときに思い出したことがあります
ずっと以前の学会に参加したときです
ある医師により紹介されました
『手紙 ~親愛なる子供たちへ~』
というスライドでした
樋口了一さんというシンガーソングライターの方が歌われていました
まずそれをご紹介します
手紙 ~親愛なる子供たちへ~
ある日
一通の差出人不明のメールが
角 智織さんという翻訳をされている方に届きました
――ポルトガル語で綴られた詩
それを樋口さんが歌にされました
詞に対して様々な思いをもたれるかもしれません
私は聴いたとき
優しい気持ちになりました
それからしばらく忘れていましたが
今回認知機能の検診が始まるということで
思い出しました
内容をあらためて読みかえすと
緩和ケアの分野に共通することが
たくさんあることに気づきました
人生の中での大切な時を迎えて
緩和ケアがそのときの支えになれれば…
書籍は角川書店刊です
CDもでています