「ひとこと」の続きです

 

☆患者さんから奥様へ

 

“本人にはなかなか言われへんけど

よう気のきく嫁や”

 

“今まで好き勝手に生きてきた

嫁はんには迷惑かけたけどな

そりゃー感謝しとるよ”

 

“お前がずっと傍に居てくれたら

それでいい

最期の時はお前に

ぎゅっと手を握っていてほしい”

 

“奥様のお手製のサンドイッチと

コーヒーを飲みながら

「何とも言えん、美味しい!

この時間が最高ですね

死にたい言うたり、食べたい言うたり

すみません」

と奥様に笑いながら言われる”

250-01

 

☆患者さんからご主人へ

 

“私が病気してから

主人は洗濯機の使い方を覚えた

今では家事は私より上手かも

安心だけど苦労させるね”

 

“あの人の全部が好き

好きに決まってるやん

あの人には言わへんけどね”

 

“私達似過ぎていたからぶつかったけど

最後はわかりあえたね”

250-02

 

そして

☆看護師から患者さんへ

 

“「ご主人が居て下さり、安心ですね」

と声をかけると

目を閉じて首を振りながらも

満面の笑みをされた”

 

 

さいごに

☆ご家族から看護師へ

たくさんのことばがありました

 

“「私らはいいと思ってしてるけど

本当にこれでいいのかな?」

ご家族が戸惑いながらも

傍で見守られている”

 

“娘がね、私のすきなデザートを

買ってきてくれるの

「美味しい?」って聞かれて

「美味しいね」って答えるの

その時が一番幸せね”

 

“夫は最期まで優しい

そして寂しがりやな人でした”

 

“父は優しく穏やかな人

私はとても幸せだったなって思います”

 

“病気になってからしんどい時

私に当たり散らしてね

でも主人もしんどいんだろうと思って

頑張ったんです”

 

“旅立たれる時、目から涙が流れたご主人の

顔を見つめながら言われた

「‘みんなに感謝’の涙なんやね」”

 

“「穴子寿司を3つ食べました

大きい大きい言いながら全部食べました

死ぬ死ぬ言うてこんなん食べてたら、まだ

まだ死にませんわ」

看病する息子さんがお母さんを見て笑って

おられた”

 

“お父さん、何もできない人だったのに

私のレシピを見てお味噌汁が

作れるようになったの

外泊のたび、作ってくれるお味噌汁

決して美味しいとは言えないの

でもね、とっても美味しいの”

 

“外出中に庭に花の苗を植えてきました

とても強い花で、来年も再来年も

庭が明るくなると思う

リビングからすぐに見えるから

主人も気分が明るくなると思うの”

 

“まだ若いのに、病気の母親つきで、

こんな頼りない息子のところに

嫁に来てくれてね

本当にもったいない

こんなお嫁ちゃん居ないわ

お嫁ちゃんには幸せになってほしい

ただ息子が頼りない、大丈夫かな?”

250-03

 

旅立たれた日・・・

 

「綺麗な顔を見てやって下さい

もう頑張らなくても良くなって、楽になったと

思います」と話されたご家族

本当に穏やかなお顔でした”

 

 

みなさん

ほんとうにたくさんのことばを

残されています

 

一つひとつのことばにこめられた想い

それぞれに物語があるのでしょう

そのすべてが貴重です

250-04

 

 

 

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