雨上がりのよく晴れたある日の午後
外泊中の患者さんのお宅を受け持ちの看護師さんとともに訪問しました
入院時の痛みやその他の困ったことも落ち着き、一度家に帰ってみることもいいのでは、と外泊をされました
いずれは往診をさせていただく可能性もあり、どのような生活をされているのかうかがわせていただきました
もう一つの目標はかわいがっておられるハムスターに会いにいくことです
病院から車で約20分
途中桜が満開でいい気分でした
道に迷いながらもなんとか探り当てたマンション
驚かされることがたくさんありました
プライバシーに関ることもあるので多くは書けませんが、ひとつだけ
奥様「靴箱が玄関を占拠して車いすが通れなかったので、私が材料を買ってきてこのように組み立てて上に取り付けました」
おかげで車いすは楽に通れます
お部屋のあちこちに患者さんご夫婦の手作りのものがいっぱい
小さなものから大きなものまで作られていました
奥様の話を聞いている間、患者さんはニコニコ(^_^)v
そういえば患者さんの病室にも……(?)
さて、
肝心のハムスター
このように可愛い子が6匹いました
手に載せようとすると怖がります(残念!)
患者さんは思っていた以上にお元気でした
患者さんやご家族のお話だけで生活を想像するよりも、ひと目見ることでたくさんのことがわかるものです
ずっと以前に研修医の先生に往診の同行をしてもらったとき彼はこんな感想を述べていました
「おうちに行ってみると何倍もの情報量があるものですね」
我が意を得たり! です