放射線科
当科では胸部などのレントゲンをはじめCT・MRI・超音波・骨密度・マンモグラフィーといった各種検査のほか、手術等のX線透視による治療補助を行っています。
スタッフは9名(男性6名・女性3名)が在籍し協同病院の他、いたやど、ひまわり、番町の3診療所の支援も行っています。
患者様にとって有益な画像情報を提供できるように日々努めています。
各検査紹介
X線撮影室
多くは肺炎など肺疾患を見るための胸部レントゲン撮影として認知されていますが、胸部以外にも腸管ガスの状態などを見る腹部撮影や骨折などの状態を見る骨の撮影も行われます。
マンモグラフィー撮影室
乳房撮影を行います。詳細はこちらから。
CT室
コンピューター断層というX線を用いた検査です。
一般的に輪切り画像の検査として知られていますが、詳細な画像データからあらゆる断面の画像はもとより3D画像の作成も可能です。
頭・胸・腹・四肢などあらゆる部位の撮影に適応し、短時間に広範囲の画像情報が得られ、病巣の早期発見に役立っています。
技術の進歩により昔に比べて少ない被ばく線量で精細な画像が撮影できるようになっています。
MRI室
核磁気共鳴画像という検査で外見はCTと似ていますがX線は用いず強力な磁場の下で電磁波を用いて撮影します。
血管画像や脳梗塞、椎間板ヘルニアや骨折、肝臓癌といった病変の探索に幅広く用いられています。
放射線を使わず被ばくの心配が無いため安心して検査をお受けいただけます。
強力な磁場のためペースメーカー等の体内埋め込み機器がある場合検査はできません。体内埋め込み金属については金属種類、場所によっては検査できない場合もあります。検査前には取り外し可能な金属類は全て取り外してもらいます。
超音波検査室
超音波を用いて肝臓・膵臓・腎臓といった腹部はもとより、頸部や下肢の血管、甲状腺などの状態を見る検査です。
X線撮影やCTと違って被ばくが無いことがメリットで、子供や妊婦さんにも簡便に使用されます。
骨密度検査室
当院ではX線を使ったDEXA法の測定機器で主に腰椎と大腿骨頸部の骨密度を測定しています。骨粗鬆症の診断に役立てています。