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クリスマスの出来事でした

 

高齢の男性患者さん

「今日はクリスマス(イブ)なのに、なんにもいいことがないなあ。メリークリスマス…」

夕食時に看護師さんへの一言です

 

眠る時間が来ました

「まだサンタさんはきませんか?」

 

――看護記録から

入眠されている

クリスマスについて楽しそうに話されているため

スタッフで相談

テーブルに小さなお花とメッセージカードを置いておく

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翌朝のことです

 

「あれなんですか?

びっくりしました!

だれか……

あ~ サンタさんなんだね」

 

この話を聞いて朝の回診時に

患者さんといっしょにお花とメッセージカードを写真に収めました

患者さんのお顔をのせられないのがとても残念です

まるで太陽のような笑顔をされています

 

 

さらにその翌日のこと

 

「やっぱりサンタさんが来てくれた

太陽がサンタさんに

『あそこの〇〇は可哀そうだからプレゼントをあげてくれ』

って頼んだのだと思う」

と全身でその喜びを表現されていたそうです

 

 

小さな出来事ですが

患者さんにとっては大きなこと

励みになればいいですねと

私も写真をお届けしました

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