神戸協同病院は平成27年(2015年)6月、緩和ケア病棟(ホスピス) をオープンします。
私たちは、生きている限り最期のときは必ず来ます。がんの患者様がそのときまで精一杯生きぬけるよう、医療スタッフやボランティアが寄り添い支えます。
神戸協同病院は、急性期医療・慢性期医療・リハビリテーション・在宅医療・保健予防と、切れ目のない医療を60年間追求してきました。緩和ケアへの取り組みもその重要な一分野です。
医療生協という運営形態を大いに生かし、生活や仕事の場である神戸市長田区という下町に溶けこむ緩和ケア病棟を目指します。→ 3つのコンセプト
いま、病棟のレイアウトの検討や、緩和ケアの担い手・ボランティアの育成の真っ最中です。 これまで、病院職員の間での学習会やカンファレンス、地域での数多くの勉強会・公開講座などに取り組んできました。4月に行った市民講座には350人余りの方に参加していただきました。
今回神戸協同病院のホームページの一角に緩和ケアのコーナーを開設することで私たちの考えや取り組みを広くお知らせすることになりました。
私たちの取り組みが地域での緩和ケアの発展にわずかでも貢献できれば幸いです。
また緩和ケアに関心のある医師・看護師・薬剤師をはじめとする医療従事者のみなさん、私たちと一緒に一から作る緩和ケア病棟に参加をしていただけませんか?
私たちはあなたからの声かけを心から待っています。募集要項