9月13日日曜日、組合員、職員260人あまりの参加で大きな成功を収めました
9/10のブログでもご紹介したように、10月、11月の2か月間、みんなで取り組む月間がはじまります
全員でスタートする意思統一のための大切な催しとなりました
ブログの内容に若干アレンジを加えたあいさつをさせていただきました
緩和ケア病棟の紹介も兼ねています
そのあとは、落語家の桂勢朝さんの「時事落語」
桂米朝さんのお弟子さんです
みんな大いに笑い、感動しました
さすがは本職です!

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テーマは「永田町歌合戦」です
中身は「企業秘密」かもしれませんのであえて触れないでおきます
でも今の政治状況を面白おかしく物まねもまじえながら、歌っていただきました
参加者のみなさんは胸のつかえがすーっと落ちたのではないでしょうか?

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そしてさいごには、どこまでが本気かわかりませんでしたが(笑)、見事な(?)南京玉すだれを披露していただきました
桂勢朝さん
ほんとうにありがとうございました
お疲れ様でした  (写真を2枚使わせていただきました)
私たちのリアクションはよかったでしょうか??
つづいて、理事の “生協亭 きよこ”さんが月間の提起を立て板に水のごとく上手に話されました
ブログの内容もふたつ紹介していただきました
メインイベントは、各支部/ブロックと事業所からの「取り組み宣言」です
それぞれ短い準備期間にもかかわらず、創意工夫をこらした宣言をしました
私たち病院は、寸劇を披露
題名は「入ってよかった 医療生協!」
若い職員が中心になって演じ切りました
長いセリフをしっかりと覚えた職員たち
脚本を準備した職員
評判はよかったと自負いたしております

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――みんなが主役、みんなで取り組む――生協を強く大きくする運動が、この秋の大きなテーマです

まず、この写真をご覧ください

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この写真の作者である患者様のおはなしです

現在は緩和ケア病棟に入院されています

 

ある日のこと

診察を終えたとき

「今の政治を見ているととても不安なのです」

と話を切り出されました

 

しばらく耳を傾けました

 

「私は小学校、すぐに国民学校と名前を変えましたが、その3年生のときに戦争がはじまりました。6年生のときには集団で疎開をしました。でもすぐに中学校の受験のために神戸に戻ってきました」

 

生粋の神戸っ子です

神戸大空襲も阪神淡路大震災も経験されました

 

「昭和20年に中学校―航空工業といって飛行機を作る勉強をする学校ですが、そこに入学した年です。3月に大空襲がありました。幸いに私の家は焼け残ったのですが、6月の空襲では大事なものを保管していた防空壕が爆弾の直撃を受けました」

「神戸の空襲では大変つらい目にあいましたが、とても人に話せる勇気がありません」

 

少し間をおかれたあと

「でも今の政治の状況を考えると不安でしょうがないのです」

とおっしゃいました

 

「安倍首相の言っていることは、戦争間際の(A級戦争犯罪人と言われた)東条英機の言ったことと同じだと思います。とても心配です」

 

 

改めて次の写真をご覧ください

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よく見ると写真の下に『幸せ』と題名が書かれています

これは京都の三千院の「わらべ地蔵」です

お地蔵さんは子供の守り神と言われています

 

私たちには子供や孫たちが平和で幸せに暮らせるような世の中を準備する責任があります

「お地蔵さん」になる必要があるのです

 

ぜひいっしょに頑張りましょう

 

さいごに次のように話されました

「『三つの輪』っていうんですか? 5,6月号を読ませていただきました。私も少しでも出資金をさせてもらえればと思っています」

(*『三つの輪』は私たちの機関誌の名称です)

 

 

――ありがとうございます!

 

 

以上は9月13日に行われる予定の「生協強化月間」(全国的に生活協同組合が毎年行う企画です。生協を強く大きくしようという意図で行われています)の「スタートまつり」でお話するあいさつの原稿です